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ギリシャの人々はとても明るくパワフル。
そして、何よりも

ギリシャが大好き!

テッサロニキで出会ったおじちゃん、おばちゃんは、明らかにヨソ者の私に対して非常に興味を示してくれ、片言の英語でも必死に話しかけてくれた。

そこで、おじちゃんおばちゃんが必ず聞くのが、

「GREECE、カロ?」

「カロ」とは、ギリシャ語でκαλό。「良い」という意味。
つまり、旅行者の私に

「ギリシャってとってもいいでしょ?」

と聞いてるのである。

あまりに会話中に出てくる言葉なので、ギリシャ語をちっとも覚えなかった私でも覚えてしまった。

「カロ」

と返すと、とても喜んでくれた。

自分が日本のことをそんな風に聞けるだろうか、と考え込んでしまった。
それだけギリシャ人にとって、ギリシャは誇りなのである。
それは、とても素晴らしいことだと思う。


ある日、友人の実家を訪問した後、夕方にテッサロニキまで1人でギリシャ国鉄(OSE)で帰ることがあった。
禁煙車を探したらコンパートメントしかなかった。
もう夜になってるし、1人旅では安全面からコンパートメントはあまり利用したくなかったが、中には誰もおらずホッとして席に着いた。
すると、すぐ後に30代くらいのお兄さんと60~70代くらいのおじいさんが乗ってきた。まあ、危ない人ではなさそうなので同席することにした。

今日の日記を書き出すと、早速おじいさんが興味を示した。
2人とも一生懸命コミュニケーションを取ろうとするが、何しろ2人は英語が全く話せない。
持っていたギリシャ語単語集で、指差し会話を始めた。

どうも、2人は八百屋さんの親子で、ヴォロスという町で仕入れた野菜をアレクサンドゥルポリまで運ぶ途中だったようだ。

やはり、ここでも

「ギリシャ、カロ?」

と聞かれた。もう、挨拶代わりの言葉になっている。

その後、ガイドブックで次週訪れる予定であったアテネのページを予習しだすと、息子の方が身を乗り出してきた。

そして、
1ページめくるごとに

「パルテノン、ビューティフル!」
「ムシオ(美術館)、メガロメガロ(大きい)!!」
「クレタ、ビューティフル!」

と丁寧に説明してくれた。
おおよそ15分程度。ずっと。

この2人からもギリシャを誇りに思っていることが痛いほど伝わってきた。

その後、互いに無言になり静かにガイドブックを読み進めていたところ、いきなり息子が室内の電気を消した。
私たちのコンパートメントは真っ暗。

「えっ!!なんで電気消すの??」

驚いて息子を見ると、暗がりの中で息子がしぃーっ、と口に指を当てて見せた。
どうもお父さんがうたた寝を始めたので、寝かせてあげようと思ったらしい。

まあ、協力してもいいけど・・・。

と思ったら、その雰囲気を察知して起きたお父さんが、息子を少し叱り、電気を点けさせた。


テッサロニキの駅では降りた私を窓から見送ってくれた。
少々疲れたが、素朴なおじいさん、父親思いの息子さんとの出会いはとても心が温かくなった。


ギリシャの人々は今後もギリシャを誇りとし大切にしていくんでしょうね。こんな素敵な人々にまた会いにいきたいです。

テッサロニキ市内のパナギア・ハルケオン教会前の花壇
街中の風景3


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2006.12.10 / Top↑
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