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いよいよ、ポタラ宮中心部に入っていく。

白宮と呼ばれる建物

白宮に入る


ここには、ダライ・ラマの居室のほか、大広間・会議室などがあり、主に政治を行う場であったらしい。
写真の一番下にはしごがあるのがわかるでしょうか。
このはしごを登ると、検札があり、ここでガイドさんは入場時間をチェックされる。
ここから1時間以内でポタラ宮見学を終えなければならないようだ。

やはりここからは写真撮影は禁止。

ちなみに白宮は、前から見ると下の赤の囲みの部分になる。

クリックで拡大します
白宮の場所


白宮の中は、なんとなく煙たく、お香のようななんともむせかえるような香りに包まれていた。
香りの元は、バター灯。
日本でよく見かけるような大きなお線香立ての中は白~透明な液体が入っており、それに火が灯されていた。ヤクのバターでできており、他の寺院でも地元のチベット人がバターを入れてお祈りをしていた。

バター臭いというよりは、なんとなく『くどいお線香』といった感じ。日本では嗅いだことのない香りなので、表現しにくい。

白宮の中の風景は記憶から遠ざかりかけているが、それぞれのダライ・ラマの居室があった。それぞれの部屋にはダライ・ラマが座っていた高い椅子があり、古いながらもきれいに管理されていた。

白宮見学はすぐに終了。
屋上(?)を歩いて更に中央の赤い建物に移る。

今度は紅宮。
下の写真のオレンジ色の囲み部分の建物である。

クリックすると拡大します
紅宮の場所


ここは宗教的な意味合いが強い建物のようで、歴代のダライ・ラマのお墓「霊塔」がある。
「チベタンスピリッツ~セブンデイズ イン チベット2~」の方でも書いたが、ダライ・ラマのような超エライ人々は、「塔葬」という弔い方をする。

ところで、この建物の壁が赤いのはなぜか・・・。
別の場所で赤い壁を見たとき、ガイドさんが教えてくれたことには、

「赤い植物を重ねて壁にしています。そうすることで、通気をよくするんですね。」

とのことだった。

赤い壁アップ
紅い壁


赤い植物なのか、植物で壁を作って赤く塗ってるのかは、パッと見ではよくわからなかった。

ここまで機嫌よく歩き回ってきたが、
ふと

頭が痛い

ことに気づいた。

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2007.10.07 / Top↑
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