空を見上げて

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もうひとつのロシア風教会〜未知の国ロシア14〜

2008年9月25日
豪華寝台列車でモスクワからサンクトペテルブルクに着き、ホテルで一眠りしてから、私たちは動きだした。

ホテルモスクワは地下鉄駅と直結しており、非常に便利。
「ПЛОШАДЬ АЛЕКСАНДРА НЕВСКОГО(プローシャチ・アレクサンドラ・ネフスコヴォ)」という駅から乗り換えなしで中心街に出られる。

モスクワの地下鉄では、回数カードが最初うまく使えずとまどったが、サンクトペテルブルクでは私たちは「ジェトン」というコインを主に使用した。1回乗るのにジェトン1個。17Pだったと思う。カードもあるようだが、結局一度も使用しなかった。
モスクワの地下鉄駅は非常に豪華な装飾だったが、サンクトペテルブルクの地下鉄駅はややシンプル。こちらも駅構内の写真撮影は罰金。

2つ目の駅「ГОСТИНЫЙ ДВОР(ゴスチーヌイ・ドヴォール)」で降り、地上に上がると、私が赤の広場のポクロフスキー寺院の次に見たいと願っていた「血の上の救世主教会」が見えた。

血の上の救世主教会が見えた

しかし、まずはその向かいの通りにある、カザン聖堂へ。

カザン聖堂

カザン聖堂入り口

翼を広げたような長い回廊を持っている、古い建物である。1800年代に造られたものらしい。
2枚目の写真をよく見ると、貴族の格好をした人たちが写っている。一緒に写真撮影したりすると、もちろんお金を取られてしまう。

中は天井が高く、厳かな感じであった。礼拝が行われており、長居はためらわれた。
室内の写真は厳禁・・・。

よって、足早に外へ出て、血の上の救世主教会へ。

血の上の救世主教会

ロシアでは「Спас на Крови(スパース・ナ・クラヴィー)」であり、見るからにロシア風の教会である。
モスクワのポクロフスキー寺院に似ているが、あっちの方がだいぶ古く(1560年)、こちらはなんと1907年完成らしい。

外壁アップ

新しいとはいえ、ここロシアでしか見られない建物。
奇抜な教会との対面に、無言になった。
こんなものを建てるなんて、すごいセンス・・・。本当に絵本に出てきそうだ。

ガイドブックによると、この教会は1881年に皇帝アレクサンドル2世が暗殺された場所の上に立っているらしい。息子のアレクサンドル3世が父の死を惜しんで建てさせたそうな。
そう思うと、歴史の重さを感じさせ、ぞーっとする。

周囲にはお土産屋さんも立ち並び、観光客の多さをうかがわせる。
入口は右側にある道路から向こう側に回り込んだところにある。
外装ですでに満足だった私は、はっきり言って内装にはあまり期待していなかった。

しかし、中に入り驚く。

上を見上げる 画像をクリックすると拡大します
モザイク壁画1

モザイク2

横を見ても天井を見てもモザイク画の嵐だ。
ひとつひとつのモザイクのタイルはせいぜい計1cm弱程度。それがいたるところに貼りめぐらされている。青が基調であり、色鮮やかで美しい。

立派な礼拝堂
見上げると、見下ろされている
モザイク3
これも全部モザイク
モザイク4

かなりの迫力。
ロシアの人々は女性は皆スカーフを被りお祈りをしていたが、カザン聖堂とは違い、観光客でごった返していた。かなりの人気スポットである。

さすが世界遺産の街。満足して教会を後にした。
テーマ: 海外旅行 -  ジャンル: 旅行
by yumitz  at 20:22 |  未知の国ロシア |  comment (2)  |  trackback (0)  |  page top ↑

サンクトペテルブルクの洗礼〜未知の国ロシア13〜

赤い矢号の私の部屋のベッドは4つとも埋まっていた。

私たちの対側ベッドは上下とも、単身の中年男性が軽く会釈をしてごろんと横になった。
赤い矢号は、男女同室になりえるのである。
まあ、あまり気にしないけど。
チベットの青蔵鉄道と同様、スーツケースはベッドサイドに寄せ、貴重品の入った肩掛けバッグは抱えて布団をかけた。

出発後しばらくは男性たちは新聞を読んだりしていたが、その後寝てしまったので、いつ部屋の電気が消えたのかはわからない。

ふと、夜中に目が覚めた。トイレではない。

いびきがうるさい・・・。

しかし、逃げ場もないため、ipodで音楽を聞いたりしていたら、またうとうとと眠ってしまった。

6時45分 車掌さんが声をかけて起こしにきた。
しかし、1人おっちゃんがなかなか起きず、電気を点けるのもためらわれ、真っ暗の中朝食スタート。

朝食は昨夜からチーズやパン・ヨーグルトなどの詰め合わせパックが置かれていたが、更に下のような食事が配られた。

朝食を食べる

このチャーハン(ロシア語だと何?)が意外においしく、ペロリと全部食べてしまった。

8時8分 定刻どおりにサンクトペテルブルクのモスクワ駅に到着。
こちらでの出迎え担当のおっちゃんが既に迎えに来ていた。朝のサンクトペテルブルクはちょっと冷えていた。

赤い矢号さようなら
さようなら赤い矢号

サンクトペテルブルクのモスクワ駅構内
モスクワ駅

駅から出ると、出迎え担当おっちゃんから送迎おっちゃんにバトンタッチ。ホテルまで連れて行ってくれた。
サンクトペテルブルク駅でお世話になるのは、

ホテル モスクワ
ホテル モスクワ

モスクワからようやくサンクトペテルブルクに到着したのに、駅もホテルもモスクワばかり。

チェックインは本当は昼からだったが、8時半過ぎにも関わらずチェックインに応じてくれた。

ホテルはなかなかきれいで、清潔感もあり。

ホテルモスクワロビー

扇風機があるのはなぜ?
ホテルモスクワの部屋

列車移動は寝ていたとはいえ疲れる。ベッドにごろりと横になり、ほっとした。
お風呂に入れていないので、洗面所に・・・。

そういえば、サンクトペテルブルクの水道水は茶色くて汚い、との噂だったが・・・。
でも、こんなきれいなホテルだし大丈夫よね。

と思って、水道栓をひねると、

茶色い濁ったかび臭い水が「どぉ〜」

っと出てきた。
思わずのけぞったが、これを使わないとシャワーも浴びられない。

まだお湯が出る分ましか、と思い、それで髪を洗ったのだった。
これには最後まで慣れなかった。
テーマ: 海外旅行 -  ジャンル: 旅行
by yumitz  at 09:35 |  未知の国ロシア |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑

赤い矢号に乗り込む〜未知の国ロシア12〜

いよいよモスクワからサンクトペテルブルクへ夜行列車で移動となる。
前から乗りたかった、「赤い矢号」での移動だ。

21時55分 ホテル コスモスのロビーに、名前を書かれたカードを持ったおじさんがやってきた。
いよいよサンクトペテルブルクに向けて出発する。
おじさんはロシア語しか話せず、ニコニコしているがコミュニケーションは無理だった。

車に荷物を乗せ、出発。
かなり荒い運転であったが、しばらくすると、ライトアップされた美しい駅舎が見えてきた。
おじさんが駅舎を指さしながら言った。

「レニングラツキー ボクザール(レニングラード駅)」

ここからレニングラード(現サンクトペテルブルク)に行く列車が発着することから、この名前の駅らしい。

駅の入り口に着くと、ニコニコした別のおじさんが出迎えてくれ、運転のおじさんとバトンタッチ。
駅の待合場まで案内してくれ、片言の英語で列車の番号や電光掲示板の見方、乗り場を教えてくれた。それだけでおじさんの役目は終了。

駅構内は夜行列車を待つ人々でごった返しており、ベンチはすでにいっぱいだった。

駅構内

明かりが少なく、非常に薄暗い。予想通り治安はあまりよくないように思える。
23時55分発の赤い矢号。出発の40分前には列車のドアがオープンするようだが、まだ40分も時間がある。
カフェはあるが、タバコ臭くていられたもんではない。
ベンチが空くのをしばらく壁沿いに立って見ていた。
しかし、駅をウロウロしてみたく、母は嫌がったが、少々周囲を歩きまわってみた。

あまりゆっくりできない売店
駅の売店

駅構内にレーニン像が
レーニン像

上から3つ目のnumber2、23:55発、7番乗り場出発が私達が乗る列車
電光掲示板

いよいよ7番乗り場に列車が来たようだったので、いち早く写真を撮りに。

7番乗り場

赤い矢号

そのうち案内もあり、乗り込む。
切符とパスポートを見せ、無事に予定の2等車に。

赤い矢号の廊下

2等車の車内

上の段

車内は非常に豪華で、本当に乗ってよかった、と思った。
ただ、朝にはサンクトペテルブルクに着いてしまうので、これらを楽しむ時間がない。
本当に眠るだけの列車。もったいない・・・。
私は上段に割り当てられた。柵が低く、やや心もとない。また、カーテンもないようだ。
ここんとこは、昨年乗ったチベットの青蔵鉄道と同じか。

23時55分 列車は定刻に出発した。
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by yumitz  at 22:37 |  未知の国ロシア |  comment (1)  |  trackback (0)  |  page top ↑

トレチャコフスカヤの楽しみ〜未知の国ロシア11〜

平成20年9月24日 本日モスクワからサンクトペテルブルクに移動する。

チェックアウト後にホテルでスーツケースを預け(2人で120Pも取られた)、
その後、メトロでトレチャコフスカヤ(ТРЕТЬЯКОВСКАЯ)駅へ移動。

トレチャコフ美術館へ。

標識もあったためそれに従って歩いて行ったが・・・
近くまで来ているのに、美術館が見つからない。
歩いているロシアの人にガイドブックを見せながら、ようやく到着。

トレチャコフ美術館

この美術館は、トレチャコフというモスクワの豪商が集めたコレクションらしい。
ロシアの画家たちの名作が集まるという。

美術館の前には、トレチャコフさん自身がお出迎え。
トレチャコフさん

美術館の前には花壇に花が咲き乱れ、落ち着いた雰囲気の美術館だった。
中もなかなか立派であり、入口にはクロークがありコートが預けられる。
入館料は250P。でも、半年も経った今、もっと値上がりしているかもしれない。

中には、ロシアの近代絵画が数多く並んでいた。
美術館自体はまだ新しいのか、きれいに整えられており、客もそれほど多くなく、落ち着いて見ることができた。

ロシアの画家はほとんど知らず、自分にとっては無名の人ばかりであったが、迫力のある見ごたえのある作品が多かった。予想以上に楽しむことができた。

ここの目玉はイコン絵画だそうだ。
たくさんのイコンが並んでいたが、ロシアで一番有名なイコン画家、アンドレイ・ルブリョフのイコンがやはり目立つようだ。

・・・素晴らしいものなんだと思うけど、私の信仰心がないせいか、あまりよくわからなかった・・・。


見終わるとお昼過ぎ。
朝をたんまり食べてあまりお腹がすかない私たちは、トレチャコフスカヤ駅前にあったロシア料理のチェーン店、「ヨールキ・パールキ」へ。

陽気な看板
ヨールキ・パールキ看板

店の中は田舎風
田舎風の店内

店内はロシア人のお客さんでいっぱい。地元の人にも入りやすい手軽な店らしい。
こちらでボルシチとポテトのピロシキを注文。

ボルシチ。横にあるのがスメタナというサワークリーム
ボルシチ

ボルシチは赤カブの仲間、ビーツを使った色鮮やかなスープ。たかがスープと思いきや、中にビーツをきざんだものがいっぱい入っているため、お腹にたまる一品である。
ピロシキの写真はないが、焼きたてのアツアツで予想以上においしかった。

お腹いっぱいになり、ロシア土産を買いに動き出した。
テーマ: 海外旅行 -  ジャンル: 旅行
by yumitz  at 21:57 |  未知の国ロシア |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑

セルギエフ・ポサードの玉ねぎ頭〜未知の国ロシア10〜

水色の屋敷の向かいに、この修道院最古のトロイツキー聖堂がある。

トロイツキー聖堂

金色の屋根に白壁、という上品ないでたちだ。

この中に聖セルギウスの棺が安置されている。
入ると、中はちょっと他とは違う厳かな雰囲気。
入った隣の部屋にイコノスタシスがあり、その右端にきらびやかな装飾がほどこされた屋根つきの棺が置いてあった。
前には常に僧侶が立ち守っている。そこへ敬虔なロシア正教徒たちが一人ずつ近くに歩み寄り、棺をなでてお祈りしている。

信者でない私たちはさすがに近寄れず、後ずさりしここを後にした。

厳かな聖堂の前には、遊園地のようなお堂が。

水飲み場?
泉

水をもらう

これは聖なる水らしく、下のショートケーキのような教会でペットボトルを購入して自分でいれる。
ショートケーキのよう

その左隣がこの修道院のメイン、ウスペンスキー大聖堂だ。

セルギエフのウスペンスキー大聖堂

入口

中は写真撮影禁止。中に入ると厳かな雰囲気で礼拝が進行していた。
邪魔しないようにそっと出る。

ウスペンスキー大聖堂の全景を見るべく、ぐるぐる回る。
裏からみる

回ってみる

屋根に注目

ここの玉ねぎ頭は、青地に金色の星が散りばめられており、メルヘンこの上ない。

ガイドさんいわく、金色の玉ねぎ頭の屋根は、金箔と水銀を混ぜて塗っているらしい。水銀はその後蒸発するため金のみ定着し、あのように輝くらしい。
青の屋根もかなり美しい色を保っているが、時々塗りなおしたりしてるんだろうか。

この後、修道院に併設しているカフェでお昼ごはん。
ブリヌイ

左側のものが、ロシア版クレープ、『ブリヌイ』だ。
中には・・・何が入っていたか忘れてしまった。
なんか疲れて寒くて、あまり食欲がなかった。
おまけに、ブリヌイは作り置きだったので、冷たくてさびしかった。

外に出ると、市場が出ていた。

おみやげ

外の店だからといって安物かというと・・・そうでもない。
この街はマトリョーシカのふるさと。
こんな道端の店でも、なかなか可愛い掘り出し物のマトリョーシカを探すことができる。

以下のマトリョーシカをお買い上げ。
買い求めた

1000Pから交渉して、最終800P(3400円程度)でゲットした。
中には9体の人形がひそんでいる。
満足。

向かいには、僧侶のおしゃれ着専門店も・・・。
僧侶のおしゃれ着

セルギエフ・ポサードはモスクワから近く、気軽に行ける「黄金の環」の街のひとつ。
モスクワとはまた時間の流れが違い、ゆったりのんびり過ごせる街として、お勧めです。
テーマ: 海外旅行 -  ジャンル: 旅行
by yumitz  at 19:19 |  未知の国ロシア |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑
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毎年の夏休みに行ける海外旅行を支えに今日もまた働きます。
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